園舎は3階建てで、1階にエントランスホールや0～1歳児の保育室、ゴムチップの園庭があり、2階には2～5歳児の保育室、3階にホールと屋上ベランダがあります。 玄関を入ると、エントランスホールの中央に「えほんの木」があり、こころ和む空間が広がります。陽の光が入る明るい保育室は、すべて天然素材を使用し、床暖房完備をしています。園庭は透水性のゴムチップ舗装を施し、柔らかい感触で、歩き始めたばかりの子も安心して遊べます。また、園の周辺にはたくさんの公園があり、豊かな自然と触れ合うことができます。 隣接する建物は、法人内の障害福祉施設で、連携した支援を行うこともあります。

平成25年4月1日に開所、0歳児9名、1歳児18名、2歳児22名、3～5歳児は各24名で、121名の子どもたちが日々生活しています。保育時間は月～土、7:15～18:15、延長保育は1時間延長2時間延長があり、必要に応じて申し込み頂き最長20:15までとなります。 保育を通して地域社会や将来の社会全体への貢献を目指し、そのためにも子どもたちが伸び伸び安心して過ごせる園内環境を整え、健全な心と生活習慣が養われるよう保育活動に取り組んでいます。また、統合保育から創設された歴史に通じ、互いの違いを認め合うことを大切にしています。

登園管理は保護者アプリを使用して行い、出欠席の連絡や連絡帳のやりとり、お便りなどもアプリ上で配信しています。 また、おむつ・おしりふきのサブスク「手ぶら登園」を導入し、保護者の荷物の持ち帰りや準備等、負担の軽減に繋がっています。

安心できる環境の中で一人ひとりの個性が認められながら、やりたいことを自分で決めて遊びや活動に取り組むことができるよう保育をすすめています。人と関わりながらも言葉だけの理解だけでなく、「見る」「聞く」「触れる」など五感を使うこと、感じてみる経験を大切にしていくことで、驚きや発見を得て子どもたちは成長していきます。

幅広い年齢、月齢で生活することで、子ども一人ひとりの発達段階に適した遊びが広がります。いつでも、どこでも、だれとでも遊べる環境から、年上のおにいさん、おねえさんに憧れの気持ちを持ったり、たくさんのことを学んだりする姿や、年下の子には自然に手を差し伸べる姿など、思いやりの心や優しい気持ちが育まれます。いろいろな人と関わりをもち、興味や関心のあることにじっくり向き合い遊びこむことで、社会性や協調性を自ら体得していきます。

食育とは「生きる上での基本であり、知育・徳育・体育の基礎となるべきもの」と位置付けられています。 子どもたちの「やってみたい」「作ってみたい」「育ててみたい」という自主性を尊重しながら食育活動を行っています。鮭の解体ショーや大根掘り、日常の活動の中で野菜や果物に触れる時間を作る等、様々な経験を通して食への興味・関心を引き出すとともに、食べ物を大切にするという感謝の心を育てています。

園にある花壇に野菜の苗を植えて育て方を教わったり、地域農家さんの畑でじゃがいもや大根を堀らさせてもらったりと、地域の方々と様々な体験をともにしています。近くにある高齢者施設には春・秋と訪問し、うたやお遊戯をするなど楽しいひとときを過ごしたり、お手紙を届けたりと交流が続いています。 また、主に年長児が地域の保育園と公園で一緒に遊びながら、小学校見学にも行くなど、就学への気持ちも膨らみます。時には地域のイベントに参加するなど地域との交流を深め、子どもたちの園生活がより充実したものとなっています。

～北烏山なごみ保育園は、保育ネット烏山で地域の保育園とつながっています～ 保育ネットは、公立園・私立園・保育ママなど、施設・運営のありかたを問わず保育や子どもの育ちについて共有していくことを目指す世田谷区独自の活動です。 キャッチフレーズは「子育ては１人じゃないよ！地域の保育園とつながろう！」

トイライブラリーでは、園児のご家庭を含め、地域で子育て中のご家庭を応援しています。 園内で地域の子育て家庭が在園児と交流したり、子育ての相談をしたりと過ごします。 栄養士・看護師からの講座等も実施があります。 その他、年に数回、コンサートや人形劇等、在園児と一緒に楽しめるイベントも企画しています。ぜひ、お越しください。