なごみ保育園

魚の解体ショーを開催しました

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NEW魚の解体ショーを開催しました

さぎ沼なごみ保育園の幼児クラスで、秋の旬でもある大きな鮭の解体ショーを行いました。

毎年、日頃の給食に使用する魚を卸してくださっている魚屋さんに来ていただき、目の前で捌いてもらいます。

3歳児は解体ショーではなく、実物の鮭を見せてもらったり触らせてもらったりしました。

4歳児はオスの鮭を捌いてもらい、オスの鮭には白子があることを教えてもらいました。

また、5歳児はメスの鮭を捌いてもらい、メスの鮭には卵(いくら)があることも教えてもらいました。

 

子どもの反応は様々で、包丁が入る度に「きゃ~」と反応する子、固唾を飲んで見守る子、中には「かわいそう」と話す子もいました。

 

切ったあとの内臓も一つ一つ観察させてもらいました。普段は切り身でしか見ない魚の姿に

「目がある」「歯がギザギザなんだね」」「色々なものが入ってるんだ」「心臓の形がハートみたい」

等の声がたくさん聞こえてきました。

魚も血が赤いことにも気付き、「みんなと一緒なんだね」と話している子もいました。

 

鮭の実物を見せてもらった3歳児からは「この魚は死んでるの?」

「サメに食べられちゃったのかな」「釣り針でひっかかったのかな」等、思い思いに想像をしている子どもたち。

命をいただいていることを話すと「いっぱい食べなきゃね」と話していました。

 

4,5歳の子どもたちは魚屋さんへ「鮭のたまごはどこから生まれてくるの?」

「オスとメスの見分け方は?」「鮭の美味しい食べ方は」

「鮭の赤ちゃんに骨はある?」等の質問を挙げていました。

魚屋さんからそれぞれ回答してもらい、魚への興味関心を深めていました。

 

魚の実物を見せてもらい、命をいただいていることを実感した子どもたち。

その日の給食で出た鮭の塩焼きを皆一番に食べ終え、美味しかったと話していました。

「(鮭の命を)いただきますだね」と、“いただきます”という言葉の意味も実感した子どもたちでした。

 

その後、園内玄関の柱に鮭の見分け方やクイズを掲示し、親子で一緒に食育を楽しんでいました。