身近な食べ物に触れよう ~稲作~
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2023.06.28 梅丘お知らせ
NEW身近な食べ物に触れよう ~稲作~
「よく食べるものだけれど、どこでどうやって作っているのか見たことがない」
「当たり前にある食べ物だけれど、そんなにたくさん、簡単に作れるの?」
大人になれば知っていたり実際見たりしている方も多い、簡単な疑問かも知れません。
では子どもたちはどうでしょうか…?
幼少期は、様々なことをたくさん吸収し蓄えられる時期であり、精神発達段階においてもとても重要視される時期です。
そんな大切な限りある時間に、稲作からいろいろなことを感じてもらえたらと願い始めました。
<大切にしたいこと・願い>
●米がどこでどうやって作られているのかを体験する
●米農家さんの喜びと苦労を感じる
●米に関わる人たちの頑張りに感謝する
●自然との共生(植物と水、虫、動物、病気)
●友達や先生と米の生長を見守り、協力して育て、喜びや苦労を分かちあう
●自分たちが作った米を炊飯し、美味しく食べる
当園では2年前から米の栽培を始動しました。
種籾から始め、観察、選別、消毒、浸水(根だし)を経て、田んぼの土づくり、播種(種まき)、田植え、田んぼの管理、稲刈り、天日干し、脱穀、籾すり、調理、喫食、田んぼの片付けまで、子どもたちが中心となって進めています。
<土(田んぼ)づくりの様子>
3種類の土を混ぜ、水を加えてドロドロにしているところです。
それぞれの土の手触りを確かめつつ、楽しく一生懸命作業していました。
今年度は6月初旬に田植えを終え、今は水やりと観察が中心です。
観察は稲がどれくらいの長さに生長したのか計測したり、絵を描いたり、田んぼにいる虫を探したりして、生長を見守っています。
3週間程で稲丈が10㎝だったのが30㎝超えをしています。
これからの更なる生長が楽しみです。
給食室より