食育 ~れんこんの観察と農家との関わり~
なごみ保育園からのお知らせやブログなどの最新情報がご覧いただけます。
2025.12.04 梅丘お知らせ
NEW食育 ~れんこんの観察と農家との関わり~
今が旬の食材「れんこん」食育のご報告です!
昔からハレの日の縁起物食材として大切にされてきたれんこんですが、どんな場所で、どのようにでき、どうやって私たちの食卓までやってくるのでしょうか?
私も実際の様子が知りたいと昨年、霞ケ浦のれんこん農家にお邪魔しその様子を見てきましたが、今年も引き続きご協力いただくことができました。
今回も現地に行かないとわからないれんこん事情を知ることができ、この食育で子どもたちに少しでもれんこん、そして農家さんのことを知って「すごいなぁ」と感じられる機会になればと考えています。
<1歳児・2歳児>
れんこんに触れて感触や匂いなどを感じました。濡れていたり、固かったりいろいろな感想が聞け、興味津々にれんこんに触れている様子がありました。
終わりにはれんこんの切れ端でスタンプ制作を行っています。

<3歳児>
れんこんに触れるだけでなく、田んぼではどんな姿で埋まっているのか、穴は何のためにあるのかなどちょっとしたお話をしています。
「本当に穴は開いているの?」と質問をして、最初はれんこんをわざと縦に切って見せたり、好奇心や楽しさを増やせるように行いました。子どもたちも「あれ?穴がない…」ときょとんとした様子で、横に切ってようやく「穴あった!」「よかった~れんこんだ」と声をあげていました。

<4歳児・5歳児>
農家さんではどうやってれんこんを育てて収穫しているのか。どうやって私たちの食卓にやってくるのか
を一本の動画にして上映しました。
栄養士が実際に農家さんにお邪魔した時の映像を流して、ドキドキしたこと、大変だったこと、気を付けたこと、農家さんに聞いた話や自身の感想を交えながらお話しています。
子どもたちも農家さんの仕事に触れ、堀りたてれんこんの大きさに驚いたり、栄養士が恐々田んぼに入る様子を楽しそうに見ていたり、「寒そう」「水が冷たそう」と大変さを子どもたちなりに感じていたりと様々な様子が見て取れました。
れんこんにも触れ、つながった節を折ってみて感触や音を楽しむことや、れんこんのクレヨン画制作なども行っています。

食育が終わってみて、給食に出た「れんこんの素揚げ」(本当にただ揚げただけです。農家さんからいただいたものです)を勢いよく食べていました。クラスに行けば「おいしかった!」の嵐で、実際に残食はなく驚きました。
楽しい食育の大切さがまたよくわかる機会になりました。

給食室

